「恨まれるような人ではない」シラスが人気の商店経営者が死亡した強盗殺人事件 頭に骨折や多数の傷 和歌山・海南市

和歌山県海南市の商店で強盗殺人事件が起きました。 10日午前8時半ごろ、海南市下津町上にある商店で経営者の大道正富さん(66)が厨房で倒れて死亡しました。レジにあった現金5万円がなくなっていたことなどから警察は強盗殺人事件として捜査しています。司法解剖の結果、大道さんの死因は頭に傷を負ったことによるもので、鈍器で複数回殴られたとみられ、頭には数か所、骨折や多数の傷も確認されたということです。 事件現場には10日から広い範囲で規制線が張られていましたが、11日午後から範囲が狭まりました。警察は11日朝から鑑識作業を進めるなど捜査を続けています。 大道さんを知る人に話を聞くと… 「盆踊りとか避難訓練とかマメにやってたよ」 「人の優しい、面倒見のいい人でしたよ。区長さんになってから、いろいろな行事をしておられましたよ」 近所の人によりますと、商店は「シラス」が評判の店で、大道さんは地元の区長を務めるなど地域の中心的な存在だったということです。また、住民の多くが大道さんについて「地域の人たちに慕われ、恨まれるような人ではなかった」と話していました。

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