北海道旭川市の神居古潭で17歳の女子高校生が殺害された事件で、旭川家庭裁判所は7月26日、殺人などの非行内容で送致されていた19歳の女の少年審判を開き、検察庁に送り返す「逆送」とすることを決定しました。
少年審判で旭川家裁は「犯行は内田梨瑚被告が主導し、内田被告の指示に従って行動していた面が見受けられるものの、自身の判断で積極的に被害者へ暴行を加えるなどしており、このような行為が内田被告に与えた影響も小さいとはいえず、犯行において女が果たした役割は大きく、その犯情は極めて重い」とし、「刑事処分が相当である」としています。
この事件では、殺人などの罪で旭川市の無職・内田梨瑚被告が起訴されていて、この19歳の女についても近く旭川地検が起訴するかどうか判断することになります。