選挙区内で違法に香典を配布したとされる公職選挙法違反事件で自民党を離党した堀井学衆院議員(52)が、党本部に党道9区の支部長を解任されたことが25日、複数の関係者への取材でわかった。23日付。
堀井氏を巡っては、党派閥の政治資金規正法違反事件などで、次期衆院選の公認候補予定者となる同支部長の差し替え論が噴出した。6月には、本人が次期衆院選への不出馬を表明。今月に入り公選法違反容疑で東京地検特捜部から捜索を受け離党していた。
支部では、堀井氏の後任を選ぶ選考委員会を設置しており、選考作業を9月上旬には終える方針。新支部長が就任するまでの間は支部長が不在の暫定的な体制となる。