警察や消防によりますと、8月4日午前、和歌山県串本町の海でダイビング中の親子2人が溺れ、50代の父親が亡くなり10代の息子が重症です。 4日午前11時20分ごろ、和歌山県串本町で「海でおぼれた人がいる、救急車を呼んでほしい」などと消防に通報がありました。 警察などによりますと、岡山県に住む4人家族が串本を訪れ、父親(50代)と2人の息子のあわせて3人が通称「えびすの浜」で体験ダイビングをしていましたが、インストラクターが父親と息子の1人を見失いました。インストラクターが付近を捜索したところ、海底に沈んでいる息子(10代)を発見。その後、近くの海底で父親も見つけたということです。 2人は病院に運ばれましたが、父親は搬送先の病院で死亡が確認されました。息子は意識が途切れる状態だということです。 警察によりますと、2人が見つかったのは水深3~5mの海底で2人にダイビング経験はなかったということです。警察が2人が溺れたいきさつを調べています。