上越海上保安署の発表によりますと、糸魚川市で4日朝、“泥酔状態”の海水浴客が海で溺れましたが、引き上げられて意識を取り戻しケガなどはありませんでした。
午前7時すぎ、糸魚川市市振の海岸で男性の海水浴客が溺れているのを一緒に泳いでいた知人が発見し、仲間たちに助けを求めました。
現場は砂浜から約15メートルの海上で、男性は浜に引き上げられましたが当初は意識を失っている状況であったため知人の1人が119番通報しました。
男性は救急隊の到着前に意識を取り戻し、ケガなどはありませんでした。
男性は長野県岡谷市の30代会社員で、会社の同僚や知人家族など20人以上で4日未明に海水浴場に到着、午前7時頃から遊泳を始めたということです。
3日深夜は長野県から新潟県へ移動する車内で、500ミリリットルの酎ハイなど15本以上を飲酒し、泥酔といえる状態で泳いでいたということです。
海上保安庁では「飲酒しての遊泳はやめる」ことなどを呼びかけています。