哨戒飛行中の機体から燃料漏れ 両翼から約3リットル漏れるも被害なし 海保・千歳航空基地

第一管区海上保安本部・千歳航空基地は8月11日、哨戒飛行中だった航空機から燃料が漏れたと発表しました。
燃料が漏れたのは千歳航空基地に所属する、ボンバルディア式DHC-8-315型です。
11日午前11時半ごろ、北海道室蘭市付近の上空を約2400メートルの高度で飛行していた際、左右両方の翼からの燃料漏れが確認されました。
飛行中に補助燃料タンクから主燃料タンクに燃料を送るポンプを遮断したところ、約1分後に燃料の噴出が停止したということです。
漏れた燃料の量は、左右合計約3.4リットルだと推定されていますが、空中で揮発したことを目視で確認していて、これまでに被害は報告されていません。
その後、午後0時15分ごろ新千歳空港に着陸して点検作業が行われましたが、これまでに同様の現象は確認されていないということです。
海上保安庁は、再度同じトラブルが起こらないか注視しながらこの機体を飛行運用していく方針です。

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