【盆の入り】倒れた墓石に「言葉が出ない…」地震の被害受けた志布志市の墓地では

13日は盆の入りです。先週の地震で墓石が倒れるなどの被害が出た志布志市の墓地でも、朝から墓参りに訪れる人の姿が見られました。

今月8日に発生した宮崎県の日向灘を震源とする地震で志布志市の墓地では、墓石が落下したりずれて傾いたりするなどの被害が出ました。盆の入りを迎えた13日、土台から墓石が落ちたままの墓に手を合わせる家族連れの姿が。
(墓参りに訪れた人)
「覚悟はしてきたけどびっくりした。ここまで壊れているとは思わなかった。ひどいですね」
お盆を前に落ちた墓石を元に戻したという男性は、南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が発表されていることから再び落下しないよう支えを取り付けたといいます。
(墓参りに訪れた人)
「墓石が初めて倒れてる姿を見て言葉が出なかった。しかもお盆前にこういうことが起きたので。今までいろんな災害があってどこか他人事のような部分もあったけどいよいよわが身に降りかかってくるとその苦しみが心から分かる気がした」
志布志市によりますと市内に4か所ある市営墓地でも少なくとも3~40件の被害が確認されているということです。

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