中国人、ベトナムら延べ1万8千人を違法に派遣か 容疑で川崎の男を再逮捕

労働者派遣法で禁止されている建設現場への派遣業務を行ったとして、神奈川、石川両県警の合同捜査本部は19日、同法違反(適用除外業務派遣)の疑いで、川崎市川崎区日進町、建設会社「吉越」役員の男(39)を再逮捕した。神奈川県警によると、同社は交流サイト(SNS)で中国人やベトナム人を募って雇用し、2023年以降、24都府県の113の現場に延べ約1万8200人を派遣していた。多くが不法就労者だった。
再逮捕容疑は、今年2月1日から6月3日までの間、中国籍の男(50)=入管難民法違反容疑で逮捕=を、建設作業員として静岡県沼津市内の現場に計97回派遣した、としている。
県警国際捜査課によると、役員の男は「今は何も話したくありません」と供述、容疑を否認している。

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