今日19日(月)の関東は内陸部を中心に大気の状態が不安定になっています。午後になり埼玉県内で局地的に雨雲が発達し、雷雨となっているため注意が必要です。
道路冠水や落雷、突風に注意
関東は北部の山沿いを中心に昼過ぎから雨雲が発達しています。午後になって南西の風と東風がぶつかり合うシアーラインに近い埼玉県内でも雨雲が急発達してきました。小さいながらも活発な雨雲で、国が設置した雨量計ではさいたま市・岩槻区で10分間に10mm(1時間換算で60mm相当)の土砂降りの雨を観測しています。また、活発な雨雲の周辺では雷が頻発していて、道路冠水や落雷、突風などに注意が必要です。現在、発生中の雨雲はあまり拡大せず、東京都心などですぐに雷雨になる可能性は低いとみられます。
今夜から明日早朝は広範囲で雷雨のおそれ
ただ、今夜からは上空の気圧の谷が通過するため、関東の広範囲で雨雲が発生する予想となっています。雨雲の発達のピークは明日20日(火)の未明にかけてで、朝の通勤時間帯までには収まる見込みです。局地的には雷を伴って1時間に30mm以上の激しい雨の降るおそれがあります。夜間に車で移動するような場合は、冠水や視界悪化などに注意し、運転中に雨が激しくなった場合は、速度を落とすなど安全を確保してください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)