「けんかになってトンカチやのみでたたきました」 殺人容疑で送検されていた男を「傷害致死」に切り替えて起訴 松江地検「証拠関係を精査した結果、傷害致死で処理することが相当」 島根県出雲市

知人男性の頭などを金づちで複数回殴るなどして死亡させたとして、殺人の容疑で逮捕されていた大阪市の無職の男が8月19日松江地検に起訴されました。
傷害致死の罪で起訴されたのは、大阪市の無職の男です。起訴状などによりますと、男は7月29日の午前7時40分ごろから正午ごろまでの間に、島根県出雲市多伎町にある知人の親戚宅で大阪市の男性の腕や腹部などを金づちなどで殴ったり、床に倒れた男性の頭を足で踏みつけ、頭がい骨の骨折や脳挫傷を負わせ死亡させたとしています。
警察は当初、男を傷害の容疑で逮捕しましたが、司法解剖などの結果から殺意をもって殴ったとみて殺人容疑に切り替えて送検していました。しかし松江地検は、「証拠関係を精査した結果、傷害致死で処理することが相当とみた」とし、罪名を「傷害致死」に切り替えて起訴しました。
警察によりますと、男は数日前から男性と知人の女性の3人で女性の親戚宅に滞在していて、逮捕当時、「けんかになってトンカチやのみでたたきました」と話し、暴行の事実を認めていました。

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