福島第一原発 燃料デブリ取り出し開始へ 分析施設を報道公開 事故当時の状況解明も

福島第一原発の燃料デブリの取り出しを前に、茨城県にある分析施設が公開されました。
福島第一原発2号機では、8月22日に事故後初めて燃料デブリの試験的な取り出しが始まる予定です。
取り出したデブリは、茨城県にある分析施設に運び込まれる計画で、20日に施設が報道陣に公開されました。
デブリは、「金相セル」と呼ばれる遮蔽装置の中に入れられ、切断して顕微鏡で表面などを調べます。
また、デブリの構成材料なども調べ、事故当時の状況の解明や今後のデブリの取り出しに向けた情報を集めます。
施設では、2024年度中に分析結果をまとめるとしています。

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