産経リサーチ&データ調査
産経グループのマーケティング会社「産経リサーチ&データ」が自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)で誰が選ばれてほしいかを調査したところ、高市早苗経済安保相が35・9%でトップだった=別表。報道などで名前が挙がる11人を選択肢としているが、「自民党支持者」や「自民党員」の回答でも高市氏の人気が高く、保守層からの期待の高さがうかがえる。
同社のウェブ上のアンケートモニターサイト「くらするーむ政治部!」の登録者を対象に8月19日午後から21日午前まで実施した。全国1872人(男性1306人、女性566人)から回答を得た。
その結果、高市氏に続き、石破茂元幹事長が2位だった。若手候補では、小林鷹之前経済安保相が3位で、5位の小泉進次郎元環境相を上回った。
自民党支持者の中では高市氏が44・3%で、小林氏が12・4%、石破氏と上川陽子外相が8・9%で続いた。
「自民党員」と回答した108人(5・8%)の中でも高市氏が64人とダントツで、青山繁晴参院議員が23人、小林氏が6人と続いた。「以前は党員だったが今は違う」と答えた65人の中でも高市氏は33人で首位だった。
保守層からの期待の高さ裏付け
高市氏を選んだ人の理由(2つまで回答)は「政策に期待が持てるから」(70・4%)、「保守系の考え方の強い人物だから」(67・9%)、「現状の政治を大きく変えられそうだから」(32・3%)などが挙がった。
「くらするーむ政治部!」ではインターネットアンケートに限定、スピード感を持った調査に取り組んでいる。