9月10日(火)21時、マリアナ諸島で発達中の熱帯低気圧が台風13号(バビンカ)になりました。北上して暴風域を伴い、三連休に沖縄に接近する可能性があります。進路に注意してください。▼台風13号 9月10日(火)21時 中心位置 マリアナ諸島 大きさ階級 // 強さ階級 // 移動 西北西 15 km/h 中心気圧 998 hPa 最大風速 18 m/s (中心付近) 最大瞬間風速 25 m/s
三連休に沖縄付近を通過する予想
台風13号の進路の予想を見ると、14日(土)頃から15日(日)頃にかけて沖縄付近を通過し、東シナ海に進む可能性が高くなっています。しばらくは北西に進みながら発達し、沖縄の近海では暴風域を伴う可能性があります。進路に近い地域では暴風や大雨となるおそれがあるため、今後の情報に注意してください。本州付近には太平洋高気圧が張り出しを強めているため、直接北上してくる可能性は小さくなっていますが、東シナ海に進んだあとの進路は不確実なため、影響がないとは言い切れません。こちらも今後の情報に注意してください。
9月は台風の接近が多い時期
平年の台風発生数
台風の発生は、9月5日(木)に発生した台風12号以来で、今月3つめです。台風発生数の平年値を見ると、9月は平均5.0個で8月に次いで台風の発生が多い時期です。一方、台風の接近数の平年値は3.3個と8月と同値、台風の上陸数の平年値は1.0個と9月が年間トップです。本格的な台風シーズンですので、台風対策・大雨対策等を整えておくようにしてください。
台風の名前
北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。台風13号の名前「バビンカ(Bebinca)」はマカオが提案した名称で、伝統的なプリンの名前からとられています。