JR貨物、貨車67両の不正が判明し計631両に…3本残し運行は再開

JR貨物が車輪と車軸の取り付け作業で安全基準に違反した問題で、同社は12日午前、前日にすべての運行を停止した貨物列車248本のうち、3本を残して運行が再開したと明らかにした。
また、11日に不正の疑いが新たに判明した貨車約300両について、同社は12日午前、67両の不正が確定し、残る車両は「不正なしと判断した」と説明した。
JR貨物は10日、国内3車両所で、安全上の基準を超過する圧力値で車輪や歯車を車軸に押し込む不正を繰り返していたとして、機関車・貨車計564両の使用停止を発表し、「輸送力は当面1割ほど低下する」としていた。追加判明により、不正車両は計631両に拡大した。

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