14日午後9時55分頃、鹿児島県瀬戸内町の沖合約100メートルで、那覇市の土砂運搬船「第七太海丸」(915総トン)の船長から「風に流され、いかりを下ろしたまま浅瀬に乗り上げた。船首区画に浸水している」と118番があった。乗組員6人にけがはなかった。
古仁屋海上保安署によると、付近海域への油の流出は確認されていない。16日午前にも離礁作業や船底調査が行われるという。
同船は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の辺野古(同名護市)への移設に向けた工事現場で作業しており、台風13号の接近に伴い沖合に避難中だった。