9月19日(木)6時現在、台風14号(プラサン)は沖縄本島付近を通過し、沖縄・久米島の北を北西に進んでいます。この先は東シナ海を大陸方面に進んで、夕方頃には中国の華中に上陸する見込みです。▼台風14号 9月19日(木)6時 中心位置 久米島の北約150km 大きさ階級 // 強さ階級 // 移動 北西 40 km/h 中心気圧 998 hPa 最大風速 18 m/s 最大瞬間風速 25 m/s
通過後も油断禁物 強雨や強風、高波に注意
台風の中心が抜けてきた沖縄本島地方や奄美では、0時19分には鹿児島県与論島で27.8m/s、沖縄県伊是名(イゼナ)では24.8m/sの最大瞬間風速を観測しました。6時30分現在も強風域に入っているものの、ピーク時に比べると落ち着いてきている状況です。強風域はこのあとお昼すぎかけて沖縄本島や奄美、九州南部を抜ける見通しです。ただ、強風域が抜けた後も台風の中心の東側には発達した雨雲がかかりやすくなるため、突風や落雷、強風による横殴りの雨に注意が必要です。沿岸では引き続き高波にも警戒してください。
台風の名前
北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。台風14号の名前「プラサン(Pulasan)」はマレーシアが提案した名称で、果物の名前からとられています。