群馬県吉岡町できのうから逃げていた体長1メートルの秋田犬がけさ、捕獲されました。
きのう午前6時ごろ、群馬県吉岡町で「近所の犬が敷地内から逃げたようだ」と警察に通報がありました。
警察によりますと、逃走したのは生後9か月で体長1メートルのオスの秋田犬1頭で、普段は住宅の庭で鎖につながれていましたが、当時、庭には鎖のみが残されていました。
警察は、防災無線や安心メールで呼びかけるとともに、登下校の時間帯を中心にのべ50人態勢で警戒と捜索を続けていましたが、きのうは発見に至りませんでした。
きょう午前5時半ごろ、吉岡町で「秋田犬が畑のなかにいて、北の方に逃げていった」と通報があり、その後も目撃情報が相次ぎました。
およそ3時間後、複数の警察官で犬を袋小路に追い詰め、ゆっくり近づいて捕獲したということです。
犬に噛まれるなどの被害は報告されておらず、犬は飼い主に引き渡されました。
警察は、飼い主が条例などに違反する可能性も踏まえて、普段の飼育状況や犬が逃げ出した原因などを調べています。