“義母に暴行受け”女児死亡 学校側「虐待の相談、兆候なかった」 北海道小樽市

北海道の小樽市で義理の母親が娘に暴行を加え死亡させた事件で、警察は日常的な暴行についても捜査していますが、学校側は事件のあと市の教育委員会に「虐待の相談、兆候はなかった」と報告していたことがわかりました。
逮捕された40代前半の義理の母親は今月17日から18日までの間、自宅で小学校低学年の娘の腹に暴行を加え、死亡させた疑いが持たれています。母親は調べに対し容疑を認めています。
小樽市教育委員会によりますと、事件が発覚したあと、学校側から「虐待の相談、兆候はなかった」などと報告があったということです。学校側は取材に応じていません。
また、母親は去年の冬、死亡した娘について「1週間くらい学校を休んでいて、学校でうまくいっていないようだ」と市の窓口に一度だけ電話で相談していました。
遺体には腹部以外にも複数のあざがあったことから、警察は娘がこれまでにも暴行を受けていたかどうか調べるとともに、動機についても捜査しています。

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