北海道・小樽市で9歳の娘に暴行し死亡させたとして母親が逮捕された事件で、市教委は、小学校側の対応を調査する方針です。
逮捕された小樽市の40代の女は今月17日から18日にかけて小学3年生の娘に自宅で暴行を加え死亡させた疑いが持たれています。
警察によりますと娘は女の再婚相手の連れ子で身体には複数のあざがあったということです。この家には複数の兄弟も住んでいますが、死亡した娘以外に目立った外傷はありませんでした。
また、小樽市教委によりますと学校側は今年度女の子が不登校気味のため家庭訪問を複数回行いましたが、対応した父親に面会を拒まれていたことが新たに分かりました。
事件後、学校側が「虐待の兆候はなかった」と市教委に報告していたことから、市教委は学校側がどのように事実関係を把握していたのかなど調査する方針です。