“歯の鑑定”で遺体約3000体の身元特定に貢献 大阪府警が歯科医師会に感謝状

歯の鑑定で約3000体の遺体の身元特定に貢献したとして、大阪府警が歯科医師会に感謝状を贈りました。
1月21日、大阪府警から感謝状が贈られたのは大阪府歯科医師会です。府の歯科医師会は1992年から身元が分からない遺体の生前と死後の歯のレントゲンを見比べ、治療の痕が一致するかなどで身元を特定する「歯牙鑑定」を警察からの協力要請を受けて行っています。
「歯牙鑑定」は指紋やDNA鑑定では身元の特定が難しいケースで行われ、これにより身元特定に至った遺体は去年末までに約3000体にのぼるということです。
両者は今後も南海トラフ巨大地震などの大規模災害に備え連携を強化する方針です。

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