衆議院本会議の審議中に村上大臣がトイレで一時退席し審議がストップ

きょうの衆議院本会議で、地方税法改正案の審議中に村上総務大臣が閣僚席におらず、討論が一時ストップするハプニングがありました。
きょう午後の衆議院本会議。地方税法改正案の審議で、立憲民主党の議員が討論を始めようとしたところ、異変に気がついた議員が閣僚席を振り返ると、村上総務大臣がいません。額賀衆院議長は審議をストップして事情を説明。
額賀衆院議長 「総務大臣はやむを得ない事情で退席しているので、しばらくお待ちください」
本会議の審議中に閣僚が退席した“やむを得ない事情”とは。戻ってきた村上大臣は、照れ笑いを浮かべながらこう説明しました。
村上総務大臣 「どうも大変失礼しました。英語で言うとNaturecallsmeだったので、すみません。本当に失礼しました。どうしても我慢できなかったもので、失礼しました」
“Naturecallsme”つまり、トイレ退席だったと述べたのです。
額賀議長は「こういうことが起こらないようにする」と陳謝した上で討論を再開し、改正案は可決しました。
関係者によりますと、村上大臣は国会の職員に確認をとった上で席を離れたということですが、「騒ぎを起こして申し訳なかった」と謝罪しました。
村上総務大臣 「食事もしてなかったし、トイレも行けなかったもんで、それで非常にですね、厳しい状況だったんで。そういう騒ぎをね、起こして申し訳なかったと思ってます」
また、この件を受けて議院運営委員会の理事会が開かれ、今後、審議中の閣僚のトイレ休憩をどう挟むかなどを与野党で検討することを確認しました。

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