パワハラ問題の秋田・鹿角市長、失職の公算大…市議会解散・新議員も過半数が「不適任」

秋田県鹿角市の関厚市長(71)による職員へのパワーハラスメント問題で、自身の不信任を決議した市議会を解散したことに伴う市議選(定数18)が9日投開票され、新議員が決まった。選挙後の読売新聞の取材では、過半数の当選者14人が関市長を不適任と答えており、市長は不信任決議案の再可決により失職する公算が大きくなった。
関市長は10日朝、報道陣の取材に「進退については不信任決議案が出されてから考える」と話した。
関市長は1月、「国だとこういう時は地下鉄に飛び込むかビルから飛び降りる」など職員への言動12件を、市の第三者委員会にパワハラと認定され、市議会から不信任決議を受けた。
今月開催が見込まれる市議会臨時会で、市長への不信任決議案が再提出されると、過半数の賛成で可決される可能性が高い。失職すると、50日以内に市長選が実施される。

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