気象衛星ひまわり9号に障害=8号に切り替え

気象庁は12日、2022年から観測運用中の気象衛星ひまわり9号に障害が発生し、バックアップの8号に切り替えたと発表した。8号と9号の性能は同じ。当面は8号で観測するとともに、9号の復旧に向け調査する。
障害は12日午前0時半ごろ発生。可視光による観測は同8時20分、夜間でも観測できる赤外線観測は午後10時にそれぞれ切り替えた。
障害の原因は観測センサー(カメラ)からのデータを衛星本体に送る通信に異常が生じた可能性が高い。9号は昨年11月に赤外線観測機器が高温になって観測できなくなるトラブルがあったが、今回の障害とは無関係。 [時事通信社]

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