日本維新の会の吉村代表は11日、自民党との連立合意に盛り込んだ衆議院の議員定数削減について、「今国会で法案を出すのが合意内容なので変わりはない。ここでやらなければいつやるのか」と語り、「今国会で法案を出さないというのは話が違う」との考えを示しました。
自民党と日本維新の会が先月結んだ連立合意書では、衆議院の議員定数1割削減を目標に今国会で法案を提出し成立を目指すとしています。
10日、自民党の鈴木幹事長が、連立合意の方針は変わりなく「臨時国会中にぜひ実現したい」とした上で、比例代表だけの削減にするのかや定数をいくつ減らすのかなど「具体的な結論を今の臨時国会で決め切るのは難しい」との考えを示していました。
吉村代表は、議員定数削減の今国会での成立について問われると、「維新と自民で今国会で法案を出すというのが合意内容なので、そこに変わりはない。衆議院で1割削減するとなると、比例のゾンビ議員と言われる176名のうちの50名を削減すべきだ。ここでやらなければいつやるのか。今国会で法案を出さないというのは話が違う」と語りました。