「ないものはない」。高市早苗首相は28日の参院厚生労働委員会で、高市陣営が昨年の自民党総裁選などの際に他候補を中傷する動画をSNSに投稿していたとする週刊文春の報道を、語気を強めて否定した。事務所のパソコンの記録を全てチェックするなど「できる限りのことはした」と主張。「証明できない限り、まるであったかのように印象付けられるのは大変心外だ」と色をなして語った。立憲民主党の石橋通宏氏の質問に答えた。
文春は首相の公設第1秘書が動画作成者の男性とオンラインで連絡を取り合い、総裁選と今年の衆院選に際して他候補を中傷する動画をSNSで流布していたと報じている。首相は対立候補を批判したことはないとし、「それが私の主義であり矜持(きょうじ)だ。秘書から『代議士が望まないやり方を私どもがやるはずがない。信じていないんですか』と反対に怒られた」と強調した。 [時事通信社]