大麻取締法違反容疑で東京農大ボクシング部の部員らが逮捕された事件で、合成麻薬LSDを所持したとして、警視庁薬物銃器対策課が22日に、麻薬取締法違反(営利目的所持)の疑いで、同部の大学生の男(19)=山梨県中央市=を再逮捕することが捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、7月上旬に営利目的でLSDを所持した疑いが持たれている。
東農大ボクシング部はプロの世界王者や五輪代表を多く輩出する強豪。警視庁は7月上旬に同部の寮を捜索していた。これまでに大麻を所持したとする大麻取締法違反の疑いで、この男を含む部員3人を逮捕していた。