道仁会本部を捜索、誠道会系組長を殺害準備疑い向井優平容疑者

福岡県警は18日、殺人予備容疑で福岡県久留米市の指定暴力団道仁会本部事務所など5か所を捜索した。指定暴力団九州誠道会(本部・福岡県大牟田 市)系組長を殺害する準備をした疑いがあり、県警は道仁会と九州誠道会の抗争が再燃する恐れがあるとみて警戒を強めている。
発表によると、九州誠道会系組長を殺害する目的で、ワンボックスカーを改造し、
組長の行動確認をしていた疑いが持たれている。
15日午後3時頃、同県柳川市大和町の市営団地で、目出し帽などで顔を隠した2人組が知人宅から出てきた組長を追い掛ける姿が目撃されており、1人はナイフのようなものを所持し、白のワンボックスカーに乗り込んだという。
県警は17日、この車と似た不審車を団地近くの路上で発見。調べたところ、座席を取り外した後部に道仁会系組員(31)を乗車させていたため、運転していた久留米市宮ノ陣1、無職向井優平容疑者(24)を道交法違反(設備外乗車)容疑で現行犯逮捕した。

の窓は内側に段ボールが張られ、車内からは簡易トイレやおにぎり、双眼鏡などが見つかったという。

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