3月9日、自宅のトイレで産んだ赤ちゃんをそのまま放置したとして、県警は14日、22歳の母親を逮捕しました。
保護責任者遺棄の疑いで逮捕されたのは、さいたま市見沼区の自称・飲食店従業員、松浦里紗容疑者(22)です。
松浦容疑者は、3月9日の昼頃、自宅のトイレで女の子の赤ちゃんを出産し、生存に必要な保護をせずにそのまま放置しました。
同じ日の夜9時ごろ、松浦容疑者から「きょうの12時ごろ、赤ちゃんが産まれた。病院には行っていない」と119番通報があり、駆けつけた救急隊がトイレの便器内で赤ちゃんを発見し、救急搬送しました。
赤ちゃんは搬送時、低体温症で意識障害があったとのことですが、命に別条は無いということです。 調べに対し松浦容疑者は、「家のトイレで赤ちゃんを産みましたが、赤ちゃんに対して適切な対処はできていませんでした」と容疑を認めています。
警察は、松浦容疑者が赤ちゃんを遺棄した動機などについて詳しく調べています。