18日午前、福岡県嘉麻市の住宅に男が押し入り、この家に住む74歳の男性が刃物で刺され死亡しました。男性を刺したのは義理の弟とみられ、その後、自分で脇腹を刺し、死亡しています。
警察によりますと、18日午前10時すぎ、嘉麻市熊ヶ畑の住宅で「刃物で刺された」と110番通報がありました。
警察官が駆けつけると、男性2人が血を流して倒れており、病院に運ばれましたが、18日正午すぎ、この家に住む田原広行さん（74）の死亡が確認されました。
田原さんは、自宅に押し入ってきた70代の義理の弟とみられる男に、首や太ももを刺されたとみられています。
男は田原さんを刺した後、自分の脇腹を刺していて、午後2時前に搬送先の病院で死亡が確認されました。
警察は、2人の間に何らかのトラブルが起きたとみていて、家族から話を聞くなどして殺人の疑いで調べています。