ことし7月、大分市の公園で暴力団員ら7人が男性に暴行を加えて、けがをさせた疑いで警察に逮捕されました。
逮捕されたのは、指定暴力団山口組の傘下組織の暴力団員、安部龍二容疑者(25)と安部容疑者の知人の20歳から23歳までの建設作業員などあわせて7人です。
警察によりますと、7人はことし7月10日の深夜、大分市向原西の公園に29歳の会社員の男性を呼び出し、鉄パイプで殴るなどして頭などにおよそ3か月の大けがを負わせたとして傷害の疑いがもたれています。警察は容疑を裏付けるため、29日午後、安部容疑者が所属する大分市内の暴力団事務所を家宅捜索しました。警察によりますと、被害者の男性は暴行したメンバーの一部と知り合いだったということなどから、7人が関わった疑いがあるということです。警察は7人の認否を明らかにしていません。警察は事件の動機や詳しいいきさつなどを調べています。