コロナ関連死が5類移行後で最多に…インフルは佐賀などで「警報」超え

厚生労働省は24日、新型コロナウイルスの関連死者数が、9月は最大5235人だったとの試算を発表した。8月(最大4966人)を269人上回り、5類移行後の最多を更新した。
自治体に提出された死亡診断書の情報を基に試算しており、直接の死因などが「新型コロナ」だったのは2819人で、間接的に影響した人を加えると、5235人に上った。厚労省の担当者は「10月以降は感染者数が減少しており、関連死者数も減る可能性がある」としている。
全国約5000か所の定点医療機関から11月13~19日の1週間に報告された感染者数は1医療機関あたり1・95人だった。前週(2・01人)と比べ0・97倍となり、11週連続で減少した。
一方、インフルエンザの感染者数は定点1医療機関あたり21・66人だった。前週(17・35人)と比べ1・25倍となり、2週間ぶりに増加した。都道府県別で最多の佐賀(47・26人)をはじめ、北海道、長野、宮城で、「警報」の基準(30人)を超えた。

厚労省によると、新型コロナの入院者数などの療養状況(22日午前0時時点)については、発表日が27日に変更された。

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