王将社長殺害事件、2024年2月7日に第1回公判前整理手続き

「餃子の王将」を展開する王将フードサービス(京都市山科区)の社長だった大東隆行さん=当時(72)=が2013年に射殺された事件で、京都地裁は11月24日、殺人などの罪で起訴された特定危険指定暴力団工藤会(福岡県北九州市)系石田組幹部の田中幸雄被告(57)について、第1回公判前整理手続きを2024年2月7日に開くと明らかにした。
公判前整理手続きは、裁判官と検察官、弁護人が争点や証拠を絞り込むため非公開で協議する。初公判の見通しは立っておらず、今後、公判の日程を含めて具体的な審理計画を確定させるとみられる。
起訴状などによると、田中被告は氏名不詳者らと共謀して大東さんを殺害しようと計画し、2013年12月19日午前5時45分ごろ、京都市山科区西野山射庭ノ上町の王将フードサービス本社前で、拳銃を発射し殺害したとしている。

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