財務副大臣を辞任した神田憲次衆議院議員が11月23日、出席予定だった愛知県内の市長らとの会合を「無断で」欠席しました。
愛知5区選出の神田憲次衆議院議員は、自らが代表を務める名古屋の会社が、過去に4度、税金の滞納を繰り返していたことを認め、11月13日に財務副大臣を辞任しました。
地元の有権者から説明が不十分という声が上がっていることについて、辞任翌日には…
（愛知5区選出 神田憲次衆議院議員）「その辺については、まだ十分になされていると考えておりません。今後、真摯にお話をしていきたい。説明を尽くしていきたいと思っています」
しかし！
神田議員は23日午後、名古屋市内で開かれた自民党愛知県連所属の国会議員や地元議員と、県内の市長らとの意見交換会に出席する予定でしたが、県連会長や市長会事務局に連絡せず「無断で」欠席しました。
（自民党愛知県連 丹羽秀樹会長）「来るなら来る、来ないなら来ない、としっかり連絡を入れるのが人として大事なこと。神田議員本人が地元の皆さん、愛知県の皆さんにしっかり伝えていくことが大事だと思う」
26日には、自民党名古屋市議団が丹羽県連会長あてに、神田議員の厳正な処分を求める要請書を提出する予定で、県連は執行部会を開き、処分などを検討することにしています。