2歳児テープ緊縛「やりすぎた」 同居の男、積極的関与は否定

大阪府富田林市で昨年6月、小野優陽ちゃん=当時(2)=が自宅の柵内に放置されて死亡した事件で、保護責任者遺棄致死罪などに問われた無職桃田貴徳被告(52)の裁判員裁判公判が24日、大阪地裁堺支部で開かれた。弁護側の被告人質問で桃田被告は、事件前に同居していた優陽ちゃんの両足を粘着テープで縛ったことに対し「今はやりすぎたかなと思うが、それ以外の方法は考えられなかった」と述べた。
被告によると、優陽ちゃんは1歳ごろから自分の排せつ物を体に塗り付けるなどするようになり、両足を緊縛するようになったと説明。優陽ちゃんの祖母に頼まれ、1、2回縛ったことを認めたが、積極的な関与は否定した。

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