22日朝、北海道由仁町の住宅で、80代の父親の頭や腹などを何度も殴ったり、蹴ったりし、けがをさせたとして、53歳の息子が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、由仁町に住む53歳の無職の男です。 この男は22日午前7時ごろ、自宅で同居している80代の父親の頭や腹などを何度も殴ったり、蹴ったりし、全治2週間ほどの全身打撲を負わせた疑いが持たれています。 警察は詳しい経緯や家族構成などを明らかにしていませんが、24日の昼ごろになって、由仁町役場から「暴力をふるわれたみたいだ」などの情報提供を受けて捜査をすすめ、24日夜、男を逮捕しました。 取り調べに対し、53歳の無職の男は「殴ったり、蹴ったりして、けがをさせたことは間違いありません。カーッとなって、頭にきた」などと話し、容疑を認めているということです。 この男をめぐるトラブルの相談、取り扱い歴はありませんが、警察は男が暴力行為をくり返していた可能性を含め、引き続き調べをすすめています。