日本大学アメフト部の薬物事件での対応をめぐり、日大はきょう午後から行われていた臨時の理事会で林真理子理事長と酒井健夫学長、沢田康広副学長の3人の正式な処分を決定したと明らかにしました。
日大によりますと、▼林理事長が6か月間50%の減給、▼酒井学長が来年3月31日付けで辞任、▼沢田副学長が今年12月31日付けで辞任、とする処分が決まったということです。
酒井学長の後任については、学長が不在となる期間がないよう、来年3月末までに選出する予定だということで、沢田副学長の後任についても「速やかに検討する」としています。
日大は大学幹部の処分について、「今後、不退転の覚悟で大学運営の健全化をはかり、社会からの信頼回復と教育機関としての使命を果たすべく努力する」としています。