殺人未遂事件の被害者の女らを恐喝の疑いで逮捕 元教師と教え子の間にトラブルか 北海道

北海道・室蘭警察署は4日、恐喝の疑いで室蘭市の48歳と46歳の無職の女2人と、伊達市に住む建設業の65歳の男を逮捕したと発表しました。
女らは2021年10月17日、室蘭市の住宅で、後に殺人未遂の容疑で逮捕された75歳の男を脅迫し、同月21日に現金約300万円を脅し取った疑いが持たれています。
警察によりますと、女2人は「誠意を見せて」、「弁護士の言いなり、言ったとおりにしてくれんだよね」などと言って脅しました。
さらに警察はことし12月4日に女2人を恐喝未遂の疑いでも逮捕しました。
2人は、2021年10月に75歳の男から現金を脅し取ったことに乗じて、ことし9月26日に男を脅して現金を奪おうとした疑いが持たれています。
その際、男は女2人を千枚通しで複数回刺して殺害しようとした殺人未遂の疑いで逮捕されました。
75歳の男はかつて女2人が通っていた中学校の教師をしていて、女(48)との間に何らかのトラブルがあったとみられています。
警察が男から話を聞く中で、女らの恐喝・恐喝未遂事件が明らかになり、今回の逮捕に至りました。
警察は3人の認否を明らかにしていませんが、事件の詳細やトラブルの内容について調べています。

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