同じ共同住宅の、別の部屋に侵入し財布を盗もうとしたとして、札幌・中央警察署は6日、住居侵入と窃盗未遂の疑いで、同区の自称作業員の女(58)を逮捕しました。女は「財布を物色したつもりはなく、メモ帳かと思った」と容疑を一部否認しています。
女は5日午後8時10分ごろ、札幌市中央区の共同住宅に住む飲食店従業員の男性(25)の部屋に侵入し、財布を盗もうとした疑いが持たれています。
警察によりますと、女は同じ共同住宅に住む一人暮らしの男性の部屋に侵入し、テーブルの上にあった財布を盗もうとしたところ、近くで寝ていた男性が物音に気付いたということです。
部屋の間取りは1Kで、女は無施錠の玄関から侵入しました。
犯行に気付かれた女はそのまま立ち去りましたが、男性は同じ共同住宅に住む女に見覚えがあり、翌日早朝に逮捕に至ったということです。