東京・上野の貴金属店に押し入り男性店員にケガをさせたとして18歳の男2人が逮捕された事件で、警視庁は新たに20歳の男を逮捕しました。
強盗傷害などの疑いで逮捕されたのは埼玉県熊谷市の職業不詳、松浦航祐容疑者（20）です。
松浦容疑者は先月26日の夜、すでに逮捕されている18歳の男2人とともにヘルメットをかぶって台東区上野の貴金属店に押し入りバールでショーケースを割って金品を奪おうとしたうえ、50代の男性店員の左手に軽傷を負わせた疑いがもたれています。
警視庁によりますと松浦容疑者らは別の男性店員にさすまたで抵抗されたため何も奪わず逃走し、その後、豊島区内の路上で3人分のバールとヘルメットを袋に入れて捨てたということです。
取り調べに対し、松浦容疑者は「今は話したくありません」と供述しているということです。
18歳の男2人は中学時代の同級生だということで、警視庁は松浦容疑者と2人の関係性や事件のいきさつを詳しく調べています。