13年前、福岡県大木町で元警察官の男性が銃撃され重傷を負った事件で、警察は7日までに指定暴力団・道仁会の幹部ら3人を、殺人未遂の疑いで逮捕しました。
この事件は2010年2月、福岡県大木町絵下古賀(えげこが)で、元警察官の当時69歳の男性が自宅の車庫前で右足を数発撃たれ、重傷を負ったものです。
県警は当初から暴力団が関わっているとみて捜査してきましたが、事件に関与した疑いが強まったとして、7日までに久留米市の指定暴力団、道仁会の幹部と組員の男、計3人を殺人未遂の疑いで逮捕しました。
被害者の男性は福岡県警を退職後、大牟田市の嘱託職員として、暴力団が公共工事の入札に関わっていないか調査していました。
警察は、道仁会の組織的な関与についても調べる方針です。