健康被害が相次いだ「大麻グミ」。類似品に販売停止命令がだされました。 近畿厚生局麻薬取締部は今年11月、「大麻グミ」を製造販売していたとして大阪市の食品製造会社を立ち入り検査していましたが、12月7日、この会社などが大阪や兵庫で運営する店舗や工場など4か所を再び立ち入り検査しました。 関係者によりますと、この会社は以前から大麻成分に似た合成化合物「HHCH」が入っているとするグミを販売。12月2日に「HHCH」が指定薬物に追加され、所持・使用・流通が禁止されて以降、類似品の「HHCP」入りをうたった商品16種類を販売していたということです。 麻薬取締部は12月7日、成分の分析が終わるまで商品の販売停止命令を出しました。厚生労働省は早ければ来年1月にも「HHCH」と似た成分をまとめて指定薬物として規制する方針です。