塩谷、萩生田、西村3氏も裏金か=資金還流、安倍派6幹部に―パーティー収入巡り

自民党の最大派閥「清和政策研究会」(安倍派)が政治資金パーティー収入の一部を議員側に還流させ裏金にしていたとされる問題で、新たに同派幹部の塩谷立元文部科学相、萩生田光一党政調会長、西村康稔経済産業相側も数百万~約100万円のキックバックを受け、政治資金収支報告書に収入として記載していなかった疑いがあることが9日、関係者への取材で分かった。
同派幹部では松野博一官房長官、高木毅国対委員長、世耕弘成参院幹事長側が1000万円超のキックバックを受け、収支報告書に記載していなかった疑いがあることが明らかになっている。
塩谷氏は事実上派閥トップの座長、他の5氏は同派の実権を握る「5人衆」と呼ばれる幹部。パーティー収入を巡る裏金問題は、重要閣僚や党幹部に幅広く波及した。東京地検特捜部も6氏側の資金の流れを把握し、実態解明を進めているもようだ。
[時事通信社]

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