「実態をわかっているのか」マイナンバーカードと一体化で廃止される健康保険証…廃止の撤廃へ医療関係者らの団体が国会に署名提出へ

国が来年秋の実施を目指す、マイナンバーカードと健康保険証の一体化について、現在の健康保険証を廃止しないでほしいと医療機関の職員らが訴えています。
北海道民主医療機関連合会 小内浩事務局長 「医療の現場、介護の現場、国民生活の実態をわかっているのか」
現在の健康保険証を残すよう求めているのは、北海道内の医療機関の職員らでつくる団体です。 高齢者がカードリーダーの操作に手間取り、外来業務に負担がかかることや、マイナンバーと一体となった保険証を預かることにについて、介護事業者はセキュリティに不安を感じるなど、廃止への懸念の声があがっていると訴えました。 道内では2万1000筆の署名が集まっていて、早ければ来年1月の通常国会で全国分とともに提出する考えです。

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