【大阪・関西万博】費用の“全体像”を公表も当初より1000億円増「大谷さんじゃないと払えない」など批判相次ぐ

膨らみ続ける大阪・関西万博の費用。国はようやく「全体像」を示しましたが、当初より1000億円近く多いものに。いったいどこまで膨らむのか。
会場建設費が当初の1.9倍の最大2350億円に増えるなど、雪だるまのように増え続ける万博の費用。
そしてきのう、また新たな数字が。
政府は野党などからの要求に応じ、ようやく万博費用の全体像を公表。当初段階では、▼会場建設費と、▼途上国の出展支援などに660億円とされていましたが、きのう新たに発表した費用の「全体像」によりますと、これらの増加分に加えて、▼日本館の建設、▼会場警備、▼全国的な機運醸成。さらには、▼万博の誘致費用などで1647億円まで膨れ上がりました。当初より1000億円近く多い数字です。
30代「(開催が)短期間で使うのはちょっと高すぎる」50代「そんなに金かけるなら他のことにと僕は思いますね」「(Q.国の負担が公表されたが)大谷さんじゃないと払えないよな」
斎藤健経済産業大臣「当初の見積もりがどうだったかいろいろありますけど、その後の状況変化というのも大きく寄与していると思う。無用な国民負担を生じさせないように、不断の見直しをしっかりやっていきたい」
経産省は、外部の有識者で構成された委員会を設置。膨らみ続ける国民負担に説明が求められています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする