「不当判決」法廷に怒号 市民ら、憤りあらわに

「不当判決だ!」。裁判長が主文を読み上げると、法廷内に男性の怒号が響いた。米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設を巡る代執行訴訟で、沖縄県知事に承認を命じた20日の福岡高裁那覇支部判決。「県民の声を聞いて」「沖縄をばかにするな」。市民らは憤りをあらわにした。
閉廷後、雨が降り続ける裁判所前で支援者の一人が「不当判決」と書かれた紙を掲げると、待ち構えた人々が「司法の役割を果たせ」「沖縄いじめやめろ」と口々に声を上げた。
法廷に入れなかった人々は近くの広場に集まり、傍聴者からの説明に熱心に聞き入った。

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