香川県観音寺市の岸上政憲市議(44)がX(旧ツイッター)への投稿で韓国を侮辱した問題を巡り、佐伯明浩市長が20日、取材に応じ「許されるものではなく、二度とあってはならない」と非難した。「職員や市民にもヘイトスピーチは許されないということを発信したい」と話した。
市議会は12月定例会最終日の19日、ヘイトスピーチ根絶に向けた決議を可決し、人権研修を実施した。決議は「本市議会議員によるヘイトスピーチに当たる言動が明らかになった」と事実認定し、全議員の研修など再発防止の取り組みを進めるとした。19日の研修では、市人権課の職員が岸上氏を含む市議らに講義したという。