《黒ビキニ写真も》西村康稔前経産相(61)が女性秘書官(30代)とコネクティングルームに宿泊していた!「1泊10万円超の部屋で…」

自民党安倍派の裏金問題や「架空パーティ」疑惑に揺れる西村康稔前経産相(61)。その西村氏が11月の米国訪問の際、宿泊先の高級ホテルで、内部で隣室と行き来ができる「コネクティングルーム」に宿泊し、その隣室に女性の大臣秘書官を宿泊させていたことが「 週刊文春 」の取材で分かった。
SPが宿泊する予定だった隣室に秘書官を宿泊させる
“事件”が起こったのは、経産相だった西村氏が11月12日から17日にかけて、アジア太平洋経済協力会議(APEC)に出席するため、米サンフランシスコに外遊した際のこと。西村氏らは高級ホテル「ホテル・ニッコー・サンフランシスコ」に宿泊した。西村氏の部屋と内部のドアでつながる隣室には、何かあればすぐに駆け付けられるよう、SPが宿泊する予定だった。ところが――。
「SPの代わりに、同行していた大臣秘書官の大山三愛(みつえ)氏が泊まるよう、西村氏が内々に指示したのです。慌てたSPや別の秘書官は周囲に連絡。もしもの事態が西村氏に発生した場合、SPらの責任問題に発展するからです。こうして同行者たちの知るところとなりました」(政府関係者)
「週刊文春」が同ホテルに問い合わせると、確かにコネクティングルームは全部で4部屋ある。17階のエグゼクティブスイートとデラックスダブルルームの組み合わせだと1泊約10万円。23階のプレジデンシャルスイートとエグゼクティブスイートの組み合わせなら1泊約60万円に及ぶ。大臣の渡航費は当然、税金だ。
複数の関係者には、大山氏の個人情報が綴られたハガキが届く
コネクティングルームの“お相手”となった大山氏とは一体、どんな人物なのか。
「現在30代で、離婚歴があるシングルマザーです。今年2月に突然、西村氏の私設秘書となり、7月に西村経産相の政務秘書官に抜擢されました」(西村事務所関係者)
ぴたりと身体にフィットし、ボディラインが露わになる服装を好むという大山氏。そんな彼女をめぐっては、こんな出来事もあった。
「西村氏が大臣を辞任した12月14日ごろに、〈岸田文雄様〉という書き出しのハガキが複数の関係者宛てに届いたのです。大山氏に関する個人情報がつづられ、SNSの画像と思しき黒ビキニ姿のスレンダーな女性の写真がプリントされていた。若いころの写真のようですが、顔立ちからして大山氏本人の写真でした」(同前)
『絶対に部屋割りを言うな』西村氏のベテラン秘書が口止め
黒ビキニ秘書官とのコネクティングルーム宿泊は果たして適切なのか。大山氏を電話で直撃した。
――大臣とコネクティングルームにいた?
「違います。全然別の部屋です」
西村事務所はこう回答した。
「全くご指摘のような事実はありません。代議士の隣室には、両側に(経産官僚の)事務秘書官と警護官が宿泊しました」
だが、ある経産省関係者はこう明かすのだ。
「文春からコネクティングルームの件を含む取材依頼書が西村事務所に届いた直後、西村氏のベテラン秘書が(今は齋藤健氏が後任を務める)経産大臣室に乗り込んできて『絶対に部屋割りを言うな』と口止めをしてきた。西村氏自ら動くと目立つので、ベテラン秘書に命じたのでしょう」
12月20日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および12月21日(木)発売の「 週刊文春 」では、大山氏の西村氏との親密ぶりや西村氏の変わった”呼び名”、外遊同行時の“特別扱い”、西村氏が「架空パーティ」報道後も開催予定だった政治資金パーティ、西村氏のパーティでの“荒稼ぎ”ぶりなどについて詳報している。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2023年12月28日号)

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