自動車メーカーの「ダイハツ工業」が、車の安全性を確認する試験で不正をしていた問題で、国土交通省があす、会社に対して立ち入り検査を行うと発表しました。
「ダイハツ工業」をめぐっては、不正なデータを用いて車の安全性を確認する衝突試験を通過させていたことが明らかになっています。
第三者委員会によるその後の調査で新たな不正が見つかったとして、会社は近く、全ての車種で出荷を停止する見通しです。
こうした問題を受けて、国土交通省があす、会社に対し、道路運送車両法に基づく立ち入り検査を実施すると発表しました。
また、必要に応じて、不正が確認された車種の安全性を、自前の検査を行って確認することも検討しているということです。