きょう午前、埼玉県三郷市の市立中学校で理科の授業の炭酸水を作る実験中にラムネ瓶が破裂し、生徒10人がけがをしました。いずれも命に別状はないということです。
午前10時40分ごろ、埼玉県の三郷市立南中学校で、「理科の実験中にガラスが割れて、複数人が負傷している」と教員から119番通報がありました。
警察などによりますと、当時、中学2年の生徒34人が理科の授業を受けていて、ラムネ瓶に水と重曹、クエン酸を入れ、炭酸水を作る実験をしていたところ、突然、そのうちの瓶の1つが破裂したということです。
割れたガラスなどで生徒10人が腕や手を切るなどのけがをし、病院に搬送されたということですが、いずれも命に別状はないということです。
警察は、授業を担当していた30代の男性教員から当時の状況を聞くとともに、事故の原因や実験の方法に問題が無かったかなどを詳しく調べています。