手荷物で覚醒剤31キロ密輸容疑=過去最大、カナダ人男2人告発―東京税関支署

覚醒剤31キロを航空便の手荷物で密輸しようとしたとして、東京税関羽田支署は20日までに、関税法違反(禁制品輸入未遂)容疑で、カナダ国籍の職業不詳、モハメッド・ゼイン・カワー・シャビアー(23)=住居不定、同国籍の自称大学生モハメド・アリーズ・カーン(23)=同=両容疑者を東京地検に告発した。いずれも容疑を否認している。
羽田空港に海外から手荷物で持ち込まれた覚醒剤の押収量としては過去最大。それぞれ「1人で観光に来た」と話していたが、スマートフォンの解析などから2人が知人で、密輸組織が関与していたことも分かったという。
告発容疑は11月29日、カナダから羽田空港に向かう航空便を利用し、スーツケースの中に覚醒剤計約31キロ(末端価格約19億3400万円相当)を隠して密輸しようとした疑い。
[時事通信社]

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